出会いはmixi。
2000年代のはじめのころ、日本発SNSのはしりだったmixiの使い方はさまざまで、趣味のコミュ、地域のコミュやはたまたビジネスまで。
そのなかで利用者がだんだんと増えたのは「出会い系」として利用すること。
そのようなコミュ(例えば”既婚者の恋愛”とか”不毛な恋に悩む人”など)も立ち上がり、自己紹介に堂々と恋愛相手を募集する人も。
それが独身であれ、既婚者であれ、堂々と恋人を募集できるインターネットツールは当時はそれほどなかった。
あったとしても、どちらかといえばアンダーグラウンドの世界でこそこそと使っていた時代、あれほどあからさまに不倫を応募できたのは懐かしい。
その後mixiはその出会い系として利用する人間が、そういう目的ではない人間と混在することにより、だんだん利用者が減り、とうとうSNSとして一度はかなり廃れたはず。
そして今、mixiといえばオンラインゲームを主としたSNSとしてまだその地位を確たるものとしているのはご存知のとおりです。
当時、出会い系として使っていた人にしてみれば、mixi?いやぁ懐かしいなぁ、あれで何人と出会って不倫したかなあ、みたいな話しですよね^^;
おっちゃんが婚外恋愛という言葉を覚えたのもこのころ。なんだか、恋愛って単語が入っているからイメージ的に◎ですよね(笑)実情は不倫なんだけど。
さて、そんなmixiのみゆに私がダイレクトメッセージを送ったのは、彼女の自己紹介文の中に、失恋したばかりだということが書いてあったから。
サイト内検索で失恋ワードをたたいて出てきたのが彼女だった。
自己紹介文に失恋を書いてあるのだから、文面は簡単、気持ちに寄り添いますよ、というライトな内容からだんだんと仲良くなるという作戦をとった。
およそ数ヶ月メッセージのやりとりをして、写真交換をして、はじめてのデートの時には既に恋愛関係に発展。
初デートでコクってそのまま彼氏彼女として付き合うことになり、そのデートの最後で初キス。
その次のデート、つまり2回目のデートはお泊りデートとなりました。
そんな彼女との別れもくることとなり、別れた後で気づいたこと。
この人のことがどれほど好きだったのか。
この人を離してはいけない、と気づいたのはもう後のまつり。
私と別れた半年後、彼女は再婚したのでした。
この彼女のことはまた何度も詳しく書きます。
が、私も離婚を経験して再婚もして、今、思うこと。
私が本当に結婚したかったのはみゆなんだな、って。
もし、彼女が私の離婚を待っていてくれたら、まちがいなく今の嫁さんを選ばずにみゆを選んでいたでしょう。
それほどの相手に出会えた、一度でも付き合えた、本当に愛してくれたことに感謝したいと思います。
彼女との付き合いでいろいろと気づいたこと、また日を改めて書きたいと思います。
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